川流不息

絶賛テレワーク中!の日々のメモ

東大をとりまく人々

東大生が話題です。クイズ番組でからかわれたりするとか、以下のような記事も見かけます。私はもちろん東大出身ではありません。

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私は中2くらいまでは頑張ればひょっとしたら東大に行けるかもなんて大胆なことを思っていました。優秀な層が中学から私立に行ってしまい、大学受験の頃に戻ってくるなんて考えていませんでした。中3で高校受験を目の当たりにして自分がそんなに頭が良くないことを初めて実感しました。まあまあ上の方の高校に行って、同級生には何人か東大や京大のドクターまで行った人達はいたものの、そんな人達はごく一部だったし、そんな人達も卒業後も凡人の私とも普通にお付き合いしてくれています。だから、東大生が大変だとは考えもしませんでした。行ける人は行ける世界なんだな...としか思っていませんでした。

東大をとりまく人達が大変なんだなと初めて思ったのは、職場のいわゆる受験御三家出身の人から聞いた話です。東大に行かないと同窓会には行けないし、高校時代の友人とは会えないんだと。そういえばそういう高校から東大に行く人は多いけれど、全員が行くわけではなく、それ以外の学校に進んだ人達もいるでしょう。そりゃそうだと思いますが、行く人の比率が多ければ多い程、それ以外の人はのけ者になってしまうということなのでしょうか。

そして職場に東大出身の人もいますが、頭が回るのは分かるのですが、他の人がその人ほどは頭が回らないということが理解出来ないらしく、たまにキレたりしていました。頭がいい人達に囲まれて育ち、大人になってからも周りに頭が回らない人もいるということが理解出来ずにいたのだなと思いました。

いや、東大でなくてもハーバードでもスタンフォードでも構わないのですが、学生時代に上の方にいたら、その後に他の人には理解出来ない悩みがあり大変なのかもしれません。

今日の一言

凡人は凡人なりの悩みがある