川流不息

絶賛テレワーク中!の日々のメモ

MTPE(機械翻訳エディタ)

以前にも機械翻訳の比較の話を書きましたが、翻訳業界では機械翻訳の波が押し寄せているようで、『MTPE(機械翻訳エディタ、翻訳ポストエディタ)』という職種が誕生しているようです。この職種は、翻訳者そのものではなく、機械翻訳した結果を編集する仕事、例えば英日翻訳ならば、機械翻訳の結果の日本語を正しい滑らかな日本語にする仕事のことです。

私の業界でもAIツールが入り始めており、数年後には似たような状況になるのではと予想しています。これに対し、取れる対策は何か。今は一応会社に属してお給料を貰っている立場ですが、今後を考慮すると以下のいずれかになると考えています。

  1. 業務を広げる
  2. 行けるところまでこのまま行く
  3. 早めに全く違う仕事に職種転換

①の場合はMTPEのような立場として頑張ることも含まれます。②の場合は年齢的にちょうど引退を迎える頃に状況変化がピークを迎えると予想はしていますが、状況変化がもう少し早まる可能性もあります。但し、翻訳者の方で機械翻訳には全く頼らずにこのまま行くと高らかに宣言されている方もいるように、人間のやった仕事としてそれはそれで意味があるだろうとは思います。③の場合は今の仕事は(キツイこともあるけれど)好きでやっていることではあるし、全く違う仕事に完全に振り切ってしまうことは考えてはいませんが、どうなりますか。

最後に、『平成の30年間で「消えた24の仕事」「新たに生まれた25の仕事」』という記事へのリンクを貼っておきます。

dot.asahi.com

一応私の仕事は「新たに生まれた25の仕事」には含まれているような気はするのですがね...。

今日の一言

シンギュラリティと勝負しますか