川流不息

絶賛テレワーク中!の日々のメモ

仲の良かった友達は皆海外に行ってしまった

コロナ禍でふと思い出したのですが、私が仲の良かった友達はいずれも海外に行ってしまいました。いわゆる普通より少しずれているタイプだった彼女達は、今海外でのびのびと暮らしているみたいです。そして私は日本にいるけれど、以前から海外の仕事をすることが多いです。

日本では型からはみ出る人間はやっていきにくいような気がします。それでも私も彼女達も居場所を見つけられていい社会だと思います。

青色LEDノーベル賞を受賞した赤崎勇さんの死去のニュースで同時に中村修二さんのことを思い出しました。中村さんはノーベル賞を受賞したのに、旧勤務先は剣もほろろな対応だったようなことをおぼろげに覚えています。中村さんの場合は職務発明か否かで大規模な訴訟になって、中村さんが勝ったからですね。

彼が会社を説き伏せる交渉力があったならば...とか、会社が市場の大きさを予想して支援していれば...とか色々考えます。企業というのは利潤を追求する目的があるから、いつ目が出るのか分からないことをしている者を支援なんて出来なかったのだろうな...などとも考えます。いずれにせよ、彼はアメリカに居場所を求めて日本を去りました。

日本の「普通」の中でで生きにくい人達が海外の仕事をしたり支援したりして、日本の「普通」を守って仕事をしている人達を勝ってしまうことがあるかもしれない、とふと思いました。