川流不息

絶賛テレワーク中!の日々のメモ

山田真貴子さんの内閣広報官の辞職について複雑な思い

山田さんが公務員として民間からの接待を辞退しなかったことは悪いことだとは思います。それでも、私は山田さんほどのキャリアも立場も収入もありませんが、なんだか虚しい思いがしていました。それをこの記事は上手いこと書いて下さっています。

president.jp

山田さんは現在60才とのこと。この世代の人は均等法が無い時に就職していて、その中で男性社会の中で同等に扱ってもらおうとするために、多少おちゃらけて、自分を仲間だと思ってもらえるように振る舞うのが双方にとって楽だと思って、自分で自分を「飲み会を絶対に断らない女」と下げて笑いをとっていたのでしょう。上の記事を書かれた矢部さんは元朝日新聞の方で、山田さんの1つ年下で、それなりに上り詰めた後に他の企業に転身されていますが、矢部さん自身にも思い当たりがあったような、歯切れの悪い、でも分かる!と言いたくなるような記事でした。

私自身の体験でいうと、男性多めの大学生活、社会人生活を送ってきて、そういう職場に女性が入ってくるのを嫌う人がいらっしゃるので、その中に入り、上司から同じように扱ってもらうための『自分下げ』、分かります。(男性多めの職場で、逆に『女』を出して取り立ててもらおうとする女性もいますが、上の方の立場になればなるほどそれは通用しません。)

なんとなく思うのは、半ば公然と民間企業に接待されている人達がたくさんいて、山田さんはそれをマネていただけ、それが公になってしまうと困るのでとりあえず山田さんを辞職させた、のではと勘ぐってしまう素人考えな下級国民の私です。

今日の一言

こんなことを書いて、後で私が『消されて』いたら、そういうことですよ。