早く年を取りたかったけれど
若い頃は年齢や性別による窮屈な偏見から逃れたくて、早く年を取りたくて仕方がありませんでした。
いざ年を取ってみると、体力は無いわ、気力を取り戻すのに時間がかかるわ、やりたいことはたくさんあるのにこなしきれない悲しさをじわじわと感じています。
今日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が先日の自らの女性蔑視発言により辞任するに至りました。これで、女性達が若い頃から偏見を持たれずに活動出来る社会により近づいたのかなどうかな、少なくとも問題提起にはなったと思います。
その一方で、(女性だからのみならず)マイナーである立場を利用している人も少なからずいる訳で、その人達は平等になったらかえって困るのではという考え方もあります。その人達、とは書いていますが、私自身も特に若い頃は自分のマイナーな立場を利用して有利な方向に導いていたことがあったかもしれない、その場合は女性蔑視に対して真っ向から反撃しても良いのだろうか、だとしたら私は何と言えばいいのだろうと考えがまとまらずにこのブログに書けずにいました。
今でも何と言えばいいのか考えはまとまらないままなのですが、少なくとも言えることは、女性蔑視についての声を上げられる社会環境になったんだな、女性蔑視はおかしいと普通の人達が言ってもおかしくない世の中になったんだなとしみじみと感じ入っているということです。これについてずっと活動してきた女性の諸先輩方には深く感謝したいと思います。
上手くまとまりませんが、今日はこれにて終わります。