川流不息

絶賛テレワーク中!の日々のメモ

「男性と同じように働くのは無理」なのか

読売新聞の投稿コーナー『発言小町』、大好きです。なぜならば、質問に対する回答の投稿が結構キツイからです。質問者に対してマウンティングしている回答が多く、時々アホくさ~と思いながら楽しんで読んでいます。ここに質問の投稿をしたらコテンパンにやられそうですが、たまにコテンパンにやられてみたくなります。私はMか...。

今日はこんな質問の投稿を見つけました。「男性と同じように働くのは無理」。

komachi.yomiuri.co.jp

1つ目の回答からしてキツイです。「アラカン♀です。男女雇用均等法が無い時代に就職し...」。私は均等法以降に就職した人間ですが、新卒の頃、少し上の女性の先輩から「私達が苦労して歩いて来た砂利道を、あなた達は最初から舗装道路で...」なんて言われたことを思い出しました。

私が回答を書くとしたら、「どうして男性と同じように働かなくてはならないの? 別に同じような働き方をしなくてもいいんじゃ?」です。同じアウトプットを出さねばならないのであっても、アプローチを変えれば同じアウトプットを出せるのではないかなと思います。

私も理系で、女性の少ない方の分野でしたが、それでいい面も悪い面もありました。

  • いい面:女性が少ないから助け合おうと団結することになり、よくあるような女性同士の争いに巻き込まれることが少ない。
  • 悪い面:もともと男性が多い分野なので、体力の少ない人への配慮が少ない。20代の頃はたまに徹夜していたが、年を追って体力だけで勝負するのは無理になった。(これは男女の差ではなく、老若の差、単に体力の差かもしれません)

上記の悪い面で悩んで、同じ理系でももっと女性の多い分野に行けば良かったかなと思い悩んだこともありましたが、女性が多かったら多いで地位の差(専門のある人とない人と社員と派遣とアルバイトと業務委託と時短社員と上の人のお気に入りとそうでもない人と、グチャグチャ)がある職場は大変なので、やっぱりそれなりでいいやというのが今の私の意見です。

発言小町の回答の投稿の中にもありましたが、そのご家庭の問題と女性が働くことの問題が混ざっていると私も思います。

そして、さらに上記の発言小町の回答の投稿の中で、「その職種を選んだあなたが悪い」みたいなのもありましたが、その仕事を好きでやっているからこそ悩んでいるのでしょ、でも好きでやっていたとしても定時で上がりたいなら定時で上がれてお給料もそれなりに貰える、そういう職場を選べばいいのに...と思います。労働時間が短くても時間当たりのお給料が高いところを選べばよいのに、もしくはそうなればよいのに、とい思います。

こう書きながらもちろん私も「労働時間が短くても時間当たりのお給料が高いところがあるなら教えてちょーだい」とは思っています。

  • 好きなことが仕事(でも仕事は仕事だから、「好きな仕事」であっても全部が好きなことではなく「比較的好きな仕事」になるのではと思います。例えばアーティストは経費の計算等の事務作業を仕事だからとそれも全部好きとは言えないでしょう。)
  • 労働時間が短い(フルタイムでなくてもいいとは思いますが、どうしてフルタイムで働いていないと見下されたりするのか。)
  • お給料が高い(高けりゃ高いほどいいです!!が需要と供給という問題があります。)

ここらへんのバランスで皆生きているのだと思いますが、いかがでしょうか。

 

書いているうちにまた『好きなことを仕事にする』シリーズになってきてしまいました。このへんはライフワークといいますか、将来的に何かまとめられればと思います。